御本殿御屋根葺き替え工事に伴い、本年3月3日に仮殿遷座祭を斎行し、三座の大神様には仮殿にお鎮まりいただいておりました。

この度、御本殿の御修理が完了し、昨夜7時より大神様に御本殿へお戻りいただく正遷座祭を執り行いました。

修理に際しては、氏子の皆様をはじめ御崇敬の方々より御奉賛をいただき、

また京都府様と京都市観光資源保護財団様より補助金を頂戴し、

無事に完成致しました事、

改めて厚く御礼を申し上げます。

本日は早速、早朝より大神様が出られた仮殿の解体作業が進められております。

今しばらくは境内で作業が行われ、皆様にご迷惑をお掛け致しますが、御屋根が葺き替わった光輝く御本殿へどうぞ御参拝下さい。

〈正遷座祭直前の御本殿〉

例年9月第4月曜日に斎行しております「櫛祭」。

本年は「秋分の日」と重なって祝日の23日に執り行われてます。

「櫛祭」では皆様から神社へ納められました櫛をお祓いして、境内の「久志塚（櫛塚）」に埋納致します。

女性の美の象徴である髪。

その髪のお手入れに必要不可欠な「櫛」。

「櫛祭」は櫛に感謝し、女性の美を祈るお祭りでもあります。

皆様も使い古した櫛、歯が折れた櫛などございましたら、どうぞご遠慮なくお持ち下さいませ。

今春から進めておりました御本殿の御修理も完成間近。

雨が降ったり止んだりの不安定な天候の中、御本殿をすっぽり覆っていた素屋根の撤去作業が今朝から始まっております。

雨天にも関わらず真新しい銅板葺の輝きが眩い限りです。

なお大神様に御本殿にお戻りいただく「正遷座祭」を本月17日夜に斎行致します。

そして例年9月第4月曜日斎行の「櫛祭」を23日に、本殿御修理の奉祝祭を29日に、10月には例祭である秋季金比羅大祭。

これから一か月、行事が目白押しです。