襖絵
- 2014/10/15
台風の影響が心配されましたが、無事に秋季金比羅大祭の全神事を滞りなく支障なく終えることができました。
総代さんはじめ氏子の皆様、御崇敬の方々のお力添えによるものと、改めて謹んで御礼申し上げます。
御本殿の浜床には南北に建具が収まっております。
昨年の御本殿の御修理にあわせて、襖絵の染筆をお願い致しておりました処、この度秋季大祭にあわせて完成致しました。
南側の襖は「藤」、北側「松に上弦の月」。
藤の花は、御祭神である崇徳天皇様が大変お好きであったと伝えられております。
また松に月は、当神社の氏子町である「月見町」にその名が残る通り、この辺りは古来月見の名所であったとの伝承により、松越しの十三夜の月をお書き頂きました。
麗しい襖絵により大神様もお喜びのことと拝察して居ります。