左右に振らはるやつ
- 2015/12/24
当宮のような小さな神社でも、年末は御多分に漏れずやはり何かと迎春準備に追われます。
特に10日の「終い金比羅」以降は、稲宝来の頒布も開始し、連日宮司以下職員手分けしてお正月に向けて大わらわ。
そんな中、今日は社務所が手薄なため、社務所でできる社務という事で、朝から御本殿の「大麻(おおぬさ)」を作り替えました。
「大麻」?
皆様の神主(神職)のイメージとして真っ先に浮かぶ、紙がいっぱい付いていて左右に振るやつ、です。
神社では、祭典はもとよりご祈祷でも先ず最初に「修祓(しゅばつ)」というお祓いがあります。
その祓いに使うお道具です。
神社によって紙垂(しで)の切り方、枚数、全体の姿など様々ですが、祓具(お祓いに使う道具)であることには違いはありません。
因みに当宮の「大麻」はこのような姿をしております。
伊勢の神宮様の御神札は「神宮大麻(じんぐうたいま)」といいますので、「大麻」と書いて「たいま」と読むとお伊勢さんの御神札を指しますのでご注意下さいませ。