称唯
- 2016/06/29
明日は「夏越大祓」。半年間の罪穢れを祓う神事です。
既に境内には「茅の輪」が設けれれておりますので、明日中はご自由におくぐり頂けます。
昨年までと聊か異なる点がありますが、お分かりになりますでしょうか。
そうです。
石畳です。
処で、大祓式では「大祓詞」というお祓いの祝詞を「祓主」という役の神職が奏上します。
その途中で「称唯(いしょう)」といいまして、祓主以外の人が「ヲオ」と応答する作法があります。
当宮では、まず最初に「集侍(うごな)はれる諸人(もろびと) 諸々(もろもろ)聞食(きこしめ)せと宣(の)る」の後。
そして終盤の「祓(はら)ひ給(たま)ひ清(きよ)め給(たま)ふ事(こと)を 諸々(もろもろ)聞食(きこしめ)せと宣(の)る」の後にそれぞれ称唯します。
宮司が称唯しますので、その声にあわせてご参列の皆様も是非「ヲオ」とお声をお出し下さい。
なお一番最後に「神職(かんづかさ)人形(ひとがた)持(も)ち退出(まかりい)でて祓(はら)ひ却(や)れと宣(の)る」と奏上した後に、皆様の罪穢れが移された「人形」を境内の外に持って行く役の祭員一名のみが称唯しますので、この時、皆様はつられて「ヲオ」と言わないようご注意ください。
なお午後6時からの神事は、雨天の際は金比羅会館内の広間で行いますので、お含みおき下さいませ。