手水
- 2014/04/02
長年、御本殿裏手に置かれていた手水鉢。
昨日より、御本殿と金比羅会館を繋ぐ渡り廊下に据え付けるべく、造園屋さんが作業を進めたはります。
「手水」は神社では「ちょうず」ではなく「てみず」と読みます。
祭典や参拝に先だち、手を洗い口を漱ぎ心身ともに清める意味があります。
その作法は、
①右手で柄杓を執り、水を汲んで左手をすすぐ。
②柄杓を左手に持ち替え、右手をすすぐ。
③もう一度柄杓を右手に持ち替えて、左手に水を溜めて口を漱ぐ。
④最後に左手を改めてすすぎ、柄杓を戻す。
⑤口を拭き、手を拭う。
凡そ以上の通りです。
なお柄杓に直接口をつけて水を含む事は「杓水(しゃくみず)」と言い、不作法とされ戒められています。